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執筆者の写真シアトル熱中小学校開校

2期1回目の熱中授業 2

岩崎正史さんの授業のテーマは、「未来の授業」でした。


岩崎さんは、三井物産に、ニューヨーク3年、シリコンバレー3年、シアトル20年勤務され、IT分野で活躍されました。現在は、日本の企業と海外をつなぐため自ら会社を立ち上げられWebrain Think Tank LLC.で日本企業の海外進出の支援を行う仕事に精力的に向かっておられます。

 趣味はドラムと旅行。様々な国を旅行され新婚旅行はケニアに行かれたとのこと。若い頃からグローバルな視野をお持ちです。



日本の正しい挨拶は「お変わりありませんか。」ですが、時代は刻々と変わっている。

その中で、私達は何を大事にしているのか。

という問いかけからスタートしたお話に最初から惹きつけられました。


岩崎さんの次の言葉は、「生き残るためには、インテリジェンスが大事」でした。

それをわかりやすく伝えるために、

「7から感じること」や「日本のいいところ悪いところ」のといかけや

テクノロジーが誘う未来についてお話されました。

2050年には100歳以上が451000人と今の8倍になることを見越した

グランフルエンサーの台頭の具体例も興味深いものでした。

80歳以上のメンバーで構成される天国に一番近いアイドル

72歳のファッションモデル

57歳でアパレルブランド立ち上げ

シニアは元気で、これからは退職年齢を超えて活躍する時代であるとの話は刺激的でした。

さらに、

遠隔医療や医療費・薬の飲用チェックする等の高齢者をサポートするテクノロジー

をは時じめ、スマホの声で対応するsentander Bankや営業のレポートが声で仲間と共有

できるtact ai、耳が聞こえない人も含まれているGoodle s Ploject Soliなども紹介して下さいました。


岩崎さんのお話から、知性、知能、理解力。そして情報収集の意味としても使われているインテリジェンスという言葉は、考える能力や情報が集積されていればよしということではなく、よりよく機能することが本当の意味でのインテリジェンスであることを考えさせられました。

高齢化はどうしてもネガティブなイメージを持ちやすいのですが、高齢化が進む中でどのようにすれば経済や社会を活性化できるのかという前向きな考え方はとても刺激的でした。


・テクノロジーは、私達を幸せにしてくれる。これはいいのか悪いのか。

・グローバルなビジネスを築くためには、時代を読む力と勝ち残っていく力が大事。

・なぜインド系の社長が多いのか。なぜ日本人が選ばれないのか。

・先が読めないからこそ、違いを知り、相手を知り、自分を知ること。

・相手は強い、その中で日本はどう戦っていくのか。マイノリティとしての戦い方とは。


 日本の企業と世界をつないでいる岩崎さんらしい視点から、

日本が抱えている問題や、未来をよりよく生きるための示唆をたくさんいただきました。教育という目線から日本と世界を比較した解説もなるほどと思えるものでした。

消化しきれないこともたくさんありますが、紹介して頂いた本を読んだり様々な情報を

得て「幸せな未来」について自分なりに考えていきたいと思えた時間でした。


 グローバルな社会を生き抜くためには「最も大事なことは自分自身を知ること。自分が何ものであるかを知り、自分自分の魅力を高めていくこと。」「戦えるチームを作り仲間を増やし、自分達のコアにあるカルチャーを伝えること。」

最後の言葉がとても印象的でした。


 素晴らしいご講演、ありがとうございました。

 岩崎さんのますますのご活躍を祈念いたします。



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