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2期1回目の熱中授業

更新日:2020年2月5日



金川さんの授業のテーマは、「社内ベンチャーから1000億円企業へ~失敗から学んだ経営の秘訣~」でした。


金川さんは、横川レンタリース株式会社代表取締役社長であり、稲門バレーボール倶楽部の会長です。シアトル熱中第2期のスタートを切れのあるお話で飾っていただきました。


人は誰と出会うかで運命が変わるとよく言われますが

横川電気の美川社長とのエピソードの紹介は、まさに出会いの素晴らしさを伝えて下さるものでした。

「3回却下されたぐらいでなんだ。」

「ロジックでなく思いが大事。」

「やるときも速く、やめる時も早く、次のことを考えろ。」

「交際費を使え。」

「社員は家族。横川ファミリー。」

とても印象的な言葉でした。


突然の美川社長とのお別れの後も、社長の教えをベースに奮闘なさったお話も興味深いものでした。

「企業は人なり。」思い切り働いてもらうためにはまず社員の幸せが大事。

幸せに働き続ける力を与える経営「幸働学」という考え方にはしびれました。


また、お客様との「感動共有」についてディスニーランドを例に教えて下さいました。

感動共有の方程式「事前期待<事後評価→感謝・感動」も大いに納得できるものでした。家族をファンにする取り組みにもなるほどと思いました。


東日本大震災での被災の際「仕事が欲しい」という社員の声に、給与の保証と仙台から撤退しないというメッセージを送られたというエピソードからは、金川社長が社員から信頼される理由が伝わってきて感動しました。

事が起こった時に、即座に「社員を大事にする」行動を示された姿、素晴らしいです。


横川レンタリース社長としてのメッセージにも社員に対する愛を感じました。

・日々元気に

・成果をあげた人とそうでない人を明確に

・パフォーマンスより思いを大事に

・挑戦して自ら進化を。バットは必ず振り切る。

・真摯であれ。嘘をついてはいけない。


最後に示してくださった成功のシナリオには、社長の信念が詰まっていました。

・何をやるかではなく、誰がやるか、誰とやるか、企業はひとなり。

・企業は人材育成道場。良い人材を採用し、良い環境を与え、よい経験を積ませる。

・機会は誰にでも均等にある。それに挑戦するか否かで人生が決まる。

・1つのことを計測できること自体が能力。やり遂げる覚悟が大事。


笑顔、元気、自らポジィティブ。

自ら考え、自ら決め、自ら行動し、自らが責任をとる。

社長の「人」重視の経営スタイルは、企業のみならず誰にでも生きる、生かされるものであると感じた講演でした。


金川社長との出会いに感謝し、これからのますますのご活躍を祈念いたします。




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